この曲は2005年7月リリース。
彼特有のポップス演歌だ。
高音の伸びは抜群に良く、艶やかな音色は健在だ。また中・低音部もこの頃の特徴であるこぶしが全体に存在し、よく回っている。
短い楽曲なので、鳴りのいい張りのある彼特有の声の特徴がよく出ている楽曲と言える。
またリズムは、ポップス演歌らしく前へ前へと音楽が回転していく。そういう音楽に対するノリの良さを彼は発揮している。
ただ、MVの前半の彼が話す声が私は非常に気になった。
完全に喉に落ちていて、響きが混濁しているのとハスキーさも若干感じる。
この声は、現在の声にはない部分で、これがだんだん高音が出にくくなっていく兆候なのかなと思ったりした。
いつ頃から彼の高音が出にくくなったのかわからないが、MVを順番に聴かせて頂く中で解明できたら、と思う。
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