音楽ライターが紐解くJPOPの世界
ブログ

Vocal Review

手越祐也『LUV ME, LUV ME(ラミラミ)』

手越祐也の12月まで毎月、配信されるという新曲の第3弾。 ダンスナンバーだ。 これを見ると、手越祐也という歌手は、本当に上手いと唸ってしまう。 それはお世辞でもなく贔屓目でもなく、おそらく音楽好きの玄人が見れば、皆、同じ …

手越祐也 VocalReview『ARE U READY 』に見る歌手としての可能性

今のJ-POP界の特徴は、多種多様で雑多な音楽が混在している。 それはいわゆるポップスだけでなく、ロック、バラード、R&B、ヒップホップ、VOCALOID、アニソン、テクノポップなど実に多種多様な音楽がそれぞれの …

ジェジュン「Rain,Tomorrow」(J-JUN ON THE ROADより)

7月2日から公開される「J-JUN ON THE ROAD」の挿入歌であり、「私の頭の中の消しゴム」の主題歌でもある。 キム・テウォンが歌ったこの曲をジェジュンがカバーしている。   先ず、最初に感じたのは非常 …

米津玄師「Pale Blue」に見るボーカリストとしての魅力

米津玄師の新曲「Pale Blue」を聴いた。 この曲は、ドラマ「リコカツ」とタイアップしている。 しかし、今までの楽曲のような重厚感がない。   米津玄師の歌は、楽曲の世界観が独特でその音楽性に引っ張られる為 …

手越祐也「命に嫌われている」(初音ミク)

初音ミクのボカロイド曲「命に嫌われている」 この楽曲を手越祐也がカバーして動画をあげているのを聴いた。 この曲の前の楽曲アラジンの「A Whole New World」でも彼は自分の歌声を使って2つのパートを歌い分けると …

手越祐也「A Whole New World」

手越祐也が歌った「A Whole New World」の動画を観た。 正直なところ、ここまで彼が歌が上手いということを知らなかった。 こんなことを書くと、ファンの人からお叱りを受けそうだが、いくつかの動画を拝見してきて、 …

ジェジュン「ForRest Tuesday PARTY」に見る歌手としてのプライド

先週末に開催されたジェジュンのバースデイファンミーティングで彼の生歌を久しぶりに聴いた。 このイベントは1月にリアル開催が予定されていたものが、コロナの影響で彼が来日出来ない状況の中、4ヶ月遅れでオンライン開催された。 …

三浦大知VocalReview「Spacewalk」

この曲に関しても三浦大知の最近の歌声の特徴がよく現れている。 まず、非常に全体を軽く歌っている点。 以前の彼の歌声は、もう少し全体的に太く重い印象だった。 それがこの曲に関しても非常に軽い。 響きを一点に集めて細めの尖っ …

手越祐也「国歌独唱」から見えるソロ歌手としてのスタンス

手越祐也が「富士インターナショナル・スピードウェイ」で国歌を独唱した歌を聴いた。 僅か1分余りのこの歌に彼のソロ歌手としてのスタンスが現れていると感じた。   国歌「君が代」は、非常に単純な歌である。 誰もが知 …

藤井風VocalReview「Kirari」独特の世界観

「Kirari」はホンダのCMソングとして書き下ろされた楽曲で、まだ正式にはリリースされていない。 この曲がTVで流れているのを聞いたとき、一瞬手が止まった。 それぐらい藤井風の歌声は独特の色調を持つ。 それは他の歌声と …

1 2 3 39 »



【プロフィール】
久道りょう

音楽評論家
ミュージック・ペンクラブ・ジャパン(MPCJ)所属
ボイスブランディングクリエイター
詳しくはこちら⇒プロフィール

カテゴリー

  • twitter
PAGETOP
Copyright © 歌声の花束 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.