音楽ライターが紐解くJPOPの世界
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氷川きよし

氷川きよし『魔法にかけられた少女』から見えてくる世界

氷川きよしが活動休止前、最後のアルバムとしてリリースしたのは、やはりポップス、バラード、ロックなどが収められたものだった。 彼の生ステージを3年前に初めて拝見して以降、ずっと彼のInstagramを拝見し続けている。 そ …

氷川きよし『歌は我が命』に見る渾身の集中力(「うたコン」)

NHKの「うたコン」での氷川きよしの『歌こそ我が命』の歌唱を拝見した。 今年いっぱいで無期限の活動休止を発表している。 それゆえ、「うたコン」もおそらく今回が最後の出演になるのだろう。 氷川きよしの「初めて」を振り返る、 …

氷川きよしコンサートレビュー『歩き続ける歌の道』

10月3日に神戸国際会館で開催された氷川きよしのコンサートを拝見した。 一言で言うなら、「kinaはkina、他の誰でもない」   氷川きよしはこの3年で激変した。 私はたまたま初めての生ライブが彼が2019年 …

氷川きよし『革命前夜』に見るポップスボイス

氷川きよしの配信曲『革命前夜』を聴いた。 この曲は6月から始まっている明治座、新歌舞伎座、博多座といういわゆる芝居とショー「2022年 氷川きよし特別公演」の主題歌となっており、7度目の座長公演を今、開催中である。 今年 …

コラム 氷川きよしの声帯障害についての見解

氷川きよしが、声帯の不調から予定されていたコンサートを2つ、中止した。 声帯ポリープと出血が見られるとのこと。 明らかに疲労による障害だと感じた。   3年前、初めて彼のコンサートに行った時、驚いたのは、彼が4 …

コラム 氷川きよしの無期限活動休止に思う

氷川きよしが来年から無期限活動休止に入ることが波紋を呼んでいる。 私はファンほど彼の事情を知らないから、どうのこうの語る資格はないかもしれない。それでも音楽業界の端くれにいるものとして、それなりにいろいろ思う。 &nbs …

氷川きよし『歌は我が命』にみる歌手としてのスケール

昨年の紅白では何人かの歌手が印象の残ったが、その中でもやはり氷川きよしの存在感は別格だったように思う。 彼が演歌というジャンルを超えてポップスやロックの分野に進出して丸2年。 長髪にファッショナブルな姿で「自分」というも …

氷川きよし『群青の弦』にみる演歌の王道

氷川きよしの新曲『群青の弦』の視聴動画を拝聴した。 今回は、演歌の王道とも言える楽曲だ。 氷川きよし、言えば、「演歌の貴公子」 そんな冠言葉が長くついているほど、氷川きよしと言えば演歌、演歌と言えば若手の筆頭にいつも彼の …

氷川きよし『かもめはかもめ』に見るポップス歌手としての進化

NHKの『Covers』で氷川きよしがカバーした『かもめはかもめ』は研ナオコの代表曲である。 この曲の2人の歌い方を検証した。   先ず、一番、感じたのは、氷川きよしのポップスの歌い方が非常に進化しているという …

氷川きよしVocalReview『老後の資金がありません!』

天海祐希主演『老後の資金がありません!』の主題歌。 アップテンポのポップな曲調は映画の内容を想像させる楽しい色調。 また彼自身の歌声は伸びやかで、この楽曲の持つ色彩感に統一され、明るい音色が主体になっている。 彼の歌声の …

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【プロフィール】
久道りょう(松島耒仁子)

音楽評論家
ミュージック・ペンクラブ・ジャパン(MPCJ)所属
ボイスブランディングクリエイター
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