音楽ライターが紐解くJPOPの世界

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フロントボイスで若返る!

今日はフロントボイスについて書きたいと思います。 私のレビュー記事の中に何度も登場するフロントボイスは、いわゆるブロードウェイ唱法と呼ばれるもので、顔の前面に声の響きを持ってくる歌い方のことを言います。 この唱法の最も特 …

城田優VocalReview「レイニーブルー」(NHK「うたコン」より)

徳永英明の名曲「レイニーブルー」は多くの歌手がカバーしている。 「レイニーブルー」はジェジュンの歌を徳永英明自身が「一番上手い」というほどジェジュンのカバーが有名である。その曲をジェジュンと仲の良い城田優がどのように歌う …

笑顔

ずっと気になっていた、笑顔の中にある瞳。 その瞳はいつも笑っていなかった。 笑顔なのに瞳の中に笑みはなかった。   ロボットのような笑顔。 だから気になった、瞳の中の本心。 いつも寂しそうな瞳。   …

ファンが歌手寿命を決める?(長く歌い続けるには…)

私がよく読むブログに興味深い記事が載っていた。 富士山マリーの日記 https://ameblo.jp/maryfujiyama/entry-12570230469.html モヤるのは自然現象だった!ハピ・モヤ・アンチ …

コロナウイルスによる空白期。

今日は本当なら城田優のソロコンサートに出かけているはずでした。 コロナウイルスの影響で、コンサートは全面的に中止、イベントも同じですね。 そして私のリアルな仕事であるコーラスも二つとも3月は練習が取りやめになりました。東 …

鬼束ちひろ「365日の紙飛行機」(「The Covers」より)

鬼束ちひろの歌声を久しぶりに聴いた。ちょっと意外だった。なぜなら完全に声が戻っていると感じたからだ。 正直、彼女の歌声はデビュー当時の「月光」しか記憶がない。その時の印象は豊かな声量とソフトな歌声。響きが低音域では幅が広 …

ジェジュンVocalReview「Ray of Light」(「The Covers」より)

この日の歌声は音源に納められた歌声とは全く違う音色をしていたと思う。(音源を改めて聴き直してみた) 中音域が主流のこの歌は彼にとっては比較的声を出しやすい。それでも注意深く音源を聴くと、息の流れが止まって、喉でつっかえ気 …

追記あり ジェジュンVocalReview「ワインレッドの心」(「The Covers」より)

最後にジェジュンの歌声についての追記をしました。 ジェジュンと言えば彼のハイトーンボイスを好む人が多いが、甘く濃厚でビロードのような上質のビブラートを持った彼の中音域は、時に切なく非常に魅力的である。 「ワインレッドの心 …

ジェジュンVocalReview「Forget-me-not」(NHK The Coversより)

非常に丁寧に歌われた歌だった。 一言、一言を丁寧に紡いでいく。 そう感じた 尾崎豊の「Forgret-me-not」はアルバムにも収録されており、幾度となくライブでも聴いた。 いつも全身全霊で歌う、という印象が強かった。 …

紅ゆずるVocalReview「ひとかけらの勇気」(「スカーレット・ピンパーネル」より)

紅ゆずると言えば、スカピンに始まりスカピンに終わる、と言ってもいいほどミュージカル「スカーレット・ピンパーネル」は彼女を語るのに外せない一作だ。 そして「ひとかけらの勇気」はその主題歌でもある。 「スカーレット・ピンパー …

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【プロフィール】
久道りょう

音楽評論家
ミュージック・ペンクラブ・ジャパン(MPCJ)所属
ボイスブランディングクリエイター
詳しくはこちら⇒プロフィール

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