音楽ライターが紐解くJPOPの世界

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ジェジュンVocalReview Vol.22「Time of Sea」

「海の時間」と名付けられたこの曲は、波の音とピアノが印象的で非常に叙情的な曲だ。 海の壮大さと静けさ。 まるでピアノ曲のような楽曲のスケールの大きさが全編を覆う。 それに合わせて静かに語るように歌は始まる。 音楽は常に流 …

ジェジュンVocalReview Vol.21「Tender love」

ジェジュンの韓国でのミニアルバム「愛謡」の中の1曲「脆く弱い愛を」を聴いた。 久しぶりに彼の韓国語のバラードを聴いて気づいた。 日本活動再開後の彼の歌声が変わったと感じたのは、韓国語の歌のポジションと同じになっているから …

氷川きよしVocalReview「確信」

この曲のMVだけ年末に観た記憶があった。 今朝、配信されているの知って全曲聴き直してみた。今回は映像を観ずに歌声だけに集中して聴くことにした。すると彼の歌声の特徴が非常によく現れている歌だと感じた。   「確信 …

フロントボイスの話

今日は「フロントボイス」について書いてみたいと思います。 「フロントボイス」は、文字通り「顔の前面に響かせて出す声」のことを言います。 これは、欧米諸国や中国、韓国などのアジア諸国で主流の発声法で、ブロードウェイミュージ …

氷川きよしVocalReview「最後の雨」

中西保志の「最後の雨」は多くのJPOP歌手がカバーしている。 この曲はJPOP中のJPOP。この時代の最も特徴的な歌だと感じる。 この歌を氷川きよしが歌っているというのが意外だった。なぜなら今まで聞いた彼のJPOP曲のカ …

神社ミッション

今日は、神社ミッションしてきました。元旦にも氏神様にミッションしたんですが、今日は日頃、よく行く安倍晴明神社と阿倍王子神社に行き、厄払いのご祈祷を受けてきました。 すっきりした気持ちになりました。 安倍晴明神社は、陰陽師 …

いい歌を歌える条件(「レコード大賞」の存在意義)

年末に放送された「Mステ ウルトラSUPER LIVE」の椎名林檎の歌に読者の方から以下のようなコメントをもらった。 林檎さんの楽曲(2曲とも)いつもよりピッチが早い気がして違和感があって、まあ生放送なので尺の関係かな? …

紅白歌合戦って何だっけ?

上沼恵美子氏の紅白についての発言が話題だ。 「あたしの知ってる紅白歌合戦じゃなかった」 「緊張感ゼロ」 彼女の言葉は、今の紅白の問題点の核心をついて大事なことを思い出させる。 「歌合戦は音楽祭とは違う」 そうだ、紅白は歌 …

氷川きよしVocalReview「ボヘミアン・ラプソディ」

氷川きよしが歌った「ボヘミアン・ラプソディ」が年末に物議を呼んでいた。演歌歌手のカテゴリーを外した彼がクイーンのカバー曲を歌ったということ、そして日本語訳で歌ったということがその理由らしい。 全曲の音源を聴いたわけではな …

三浦大知VocalReview Vol.152「I’m Here」

三浦大知の新曲「I’m Here」を聴いた。 ダンスナンバー。軽快な曲調。後半には畳み掛けるようなテンポ感の中で彼の歌と踊りが時折、静止画像のように展開される。 メロディーラインは彼が最も出しやすい中音域を中 …

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【プロフィール】
久道りょう

音楽評論家
ミュージック・ペンクラブ・ジャパン(MPCJ)所属
ボイスブランディングクリエイター
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