音楽ライターが紐解くJPOPの世界
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年別アーカイブ: 2020年

三浦大知「I’m Here」完成形のパフォーマンス

レコード大賞2020。 久しぶりに三浦大知のパフォーマンスを見た。 年末の特番には次々出ているのは知っていたが、なかなか見られなかった。 新曲の「Antelope」ではなく、「I’m Here」での優秀作品 …

氷川きよし「白い衝動〜母」に見る歌手としての原点

「The Covers fes.」「レコード大賞2020」 この2つの番組で氷川きよしの持つ歌手としての原点を見た気がした。   「The Covers」の「白い衝動」は素晴らしいの一言に尽きる。 この曲に於い …

氷川きよし「GET ALONG TOGETHER」(NHK THE COVERS fes.)

シンガーソングライター山根康弘の1993年のデビュー曲。 当時、大ヒットした曲だが、私は子育て真っ最中。さらにクラシック業界で仕事していて、ほぼ記憶がない。 氷川きよしの歌い出しを聴いて、どことなく聴いたことがあるような …

氷川きよし「雪の華」に見る歌手としての進化

中島美嘉の「雪の華」のカバーだ。 この曲で彼はさらに進化した姿を見せたと感じた。   彼が「演歌歌手」というカテゴリーを外すと言って、ポップスの楽曲を主体に歌う活動にシフトして一年が過ぎた。 その間、私は出来る …

J-JUN「君だけになる前に」(BOKUNOUTA2020➕)

10月に配信された「BOKUNOUTA」の再々配信での別バージョンのアンコール曲。 ダンスチューンをアコースティックにアレンジし直したもの。   この曲は昨年のツアーで歌い込まれているだけに、安定感のある歌声だ …

氷川きよし「きよしのMerry X’mas」

2012年の歌声。 非常に軽快なリズムと単純でわかりやすいメロディーは、誰もが簡単に口ずさむことのできるもので、すぐに覚えられる。 おそらく12月に行われたコンサートの中の一場面なのだろう。 今から8年前の歌声だが、伸び …

VocalReview「最後の雨」(中西保志)聴き比べ検証

中西保志の「最後の雨」は、1992年にリリースされた中西保志の2枚目のシングル曲で、多くの歌手がカバーしている。 5人の男女の歌手の歌唱を検証してみた。     ★先ずオリジナルの中西保志の歌唱。 & …

優里「ドライフラワー」に見る歌手としての成長

優里の歌声を最初に聴いたのは、THE HOME TAKEでの「かくれんぼ」 THE HOME TAKEは、今まで何度か取り上げたことのある「THE FIRST TAKE」の別バージョンで、 アーティストの自宅やプライベー …

斉藤和義VocalReview「歌うたいのバラッド」

歌声は、一人一人異なるものである。 誰一人に同じ歌声を持つ人はいない。だからこそ、Vocal.Reviewを書くと、その歌手の持ち味を十分を検証することができる。   えてして、歌を聴く時、聴衆は二手に分かれる …

中島美嘉Vocal.Review「雪の華」

歌いだしは、非常に慎重でかつ、丁寧な響きで始まる。   言葉が非常に立っており、文字の一つ一つが、鮮明に響いている。   この人の声の特徴は、繊細で透明感溢れる声と濃厚な響きの声の二種類がうまく使い分 …

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【プロフィール】
久道りょう

音楽評論家
ミュージック・ペンクラブ・ジャパン(MPCJ)所属
ボイスブランディングクリエイター
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