久しぶりにVocalMakingの観点から。

今、公式LINEに登録をして頂くと、「あなたも知らない、あなたの性格、性質」というボイス診断をプレゼントしている。

これは、私の特技である「声を聞けばその人の性格や性質が大体わかる」というものを使ってのプレゼント企画。

 

私はその人の「声」を聴くと大体の性格や性質がわかるのだが、それほどに「声」というものは人の体を表すものでもある。

 

例えば、ストレートに物事を考えるタイプとそうでないタイプでは、明らかに声に差が出る。

あっさりした性格と細やかな性格とでは、声の質に大きな違いがある。

 

「名前」

「誕生日(生年を除く)」

「居住地」

「仕事」

「好きな歌手、または趣味」

 

このたった5つのキーワードに応えて貰うだけで大体のその人の性質や性格が声に現われているのである。(以前は、最初の3つの項目を送って頂き、その人の声の状態がどうなっているのかという診断をしていたが、今は5つの項目で性格・性質診断を行っている。以前、ボイス診断を受けた人でもエントリーし直すことは可能)

 

自分の声というものは、わかっているようでわかっていない。

他人が自分の声からどのようなものを感じ取っているのか、自分をどのような人に見ているのか、という客観的視点を知ることは、自分を知ることに繋がる。

 

そういう点から考えると、声を変えることで、自分のイメージを変えることも出来る。

「声」というツールを変えることで、自分の苦手とすることや欠点をカバーすることも出来るのである。

神経質なタイプで、自分の意見がなかなかストレートに言えないなら、しっかり明るめで大きめの声を出すだけで、自信のある堂々としたタイプに聞こえる。

あっけらかんと何事にも大雑把なタイプの人は、少し声のトーンを抑えてゆっくり目に話すことで、思慮深く落ち着いた印象になる。

 

こんなふうに「声」というものを使って、自分の印象操作はいくらでも出来るのである。

 

これが「ボイスブランディング」という考え方であり、私が提唱する方法でもある。

 

たかが「声」と侮るなかれ。

 

「声」によってその人の印象は決まるものでもある。

 

そういう点で、ミュージカル俳優は、その役柄によって「声」そのものを変える人も多い。

一番よく使われるのは、声の出し方によって、老若を演じ分けることだが、それだけに留まらず、性格や印象まで変えてしまうことが出来る。

 

これが「ボイスブランディング」の世界である。