音楽ライターが紐解くJPOPの世界
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氷川きよし

氷川きよし『かもめはかもめ』に見るポップス歌手としての進化

NHKの『Covers』で氷川きよしがカバーした『かもめはかもめ』は研ナオコの代表曲である。 この曲の2人の歌い方を検証した。   先ず、一番、感じたのは、氷川きよしのポップスの歌い方が非常に進化しているという …

氷川きよしVocalReview『老後の資金がありません!』

天海祐希主演『老後の資金がありません!』の主題歌。 アップテンポのポップな曲調は映画の内容を想像させる楽しい色調。 また彼自身の歌声は伸びやかで、この楽曲の持つ色彩感に統一され、明るい音色が主体になっている。 彼の歌声の …

氷川きよしVocalReview『 Glamorous Butterfly』

氷川きよしのニューアルバム『You are you』に収録されている楽曲のMV公開の第二弾。 この曲は彼自身が大黒摩季に曲を依頼したというほどの入れ込み用である。 声はロックを歌うのに申し分がない。 声量、声の張り、イン …

氷川きよしVocalReview「You are you」

「Papillon」の発売から約1年。 氷川きよしのポップスアルバムの第二弾の表題曲である、この曲のMVが公開された。 タイトルロールでもあるこの曲の特徴は、全体的に軽い色調のものになっており、その曲調に合わせて、彼自身 …

追記あり 氷川きよし「劇場コンサートツアー2021」に見る二面性

氷川きよしのコンサートを2年ぶりに観た。 前列3列目(実質2列目)というファンの人には恨まれそうな席で拝見することになった。 実は、このコンサートは、日程だけを見て、内容を考えようともせず申し込んだものだった。 即ち、私 …

氷川きよしVocalReview「南風」

氷川きよしの新曲、「南風」のMVが公開された。 今回の曲は、演歌というよりは歌謡曲。 ポップスまでは行かないが演歌でもない。 楽曲全体の印象は、彼自身が解説するように、非常に明るく前向きな春らしい楽曲である。 また、全体 …

氷川きよし「きよしこの夜2020」解放された姿

土曜日に配信されたコンサート、「きよしこの夜2020」を観た。 氷川きよしという歌手の全てが網羅されたようなコンサートだった。 前半は演歌、演歌、演歌。 徹底的に演歌だった。 後半は一転してポップス。 今の氷川きよしが持 …

氷川きよし「Love is over」(NHKうたコン)自由な世界

うたコンで欧陽菲菲の「Love is over」をカバーする氷川きよしの歌を久しぶりに聴いた。 そこには紛れもなくポップス歌手の氷川きよしがいた。   冒頭のAメロのフレーズ。 彼は響きを抜いてほぼ無色に近い色 …

氷川きよし「母」(NHKうたコン)に見る歌い方の進化

氷川きよしがNHKの「うたコン」で歌った「母」を聴いた。 こんなことを書くと長年のファンの人達から叱られそうだが、氷川きよしは歌い方が変わったと思った。   故なかにし礼作の「母」は、氷川きよしが特別に思い入れ …

氷川きよし「限界突破✖️サバイバー」紅白で見えた可能性

リクエスト頂いて、もう一度、この曲の録画を見直した。 この曲を初めて聞いたのが、一昨年の6月。 その頃の彼の歌唱と今回の歌唱を比べてみると、一番の違いは、ずいぶん、熟れたという印象がする。 熟れたというのは、この曲自体の …

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【プロフィール】
久道りょう

音楽評論家
ミュージック・ペンクラブ・ジャパン(MPCJ)所属
ボイスブランディングクリエイター
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