音楽ライターが紐解くJPOPの世界
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氷川きよし『限界突破✖️サバイバー』に見る魅力

氷川きよしがFNS歌謡祭で歌った『限界突破✖️サバイバー』を久しぶりに拝聴した。 一言で言えば、非常に力みが取れて、すっかり演歌歌手のカテゴリーが外れた、と思った。   彼の生歌を初 …

中島美嘉『雪の華』(THE FIRST TAKE)に見る静かな情熱

歌手の一発撮りの歌を提供する「THE FIRST TAKE」 ここで歌う中島美嘉の『雪の華』を聴いた。 このTHE FIRST TAKE というサイトは、歌手の実力をある意味で丸裸にする。 最初の頃は、新人の登竜門のよう …

評論のスタンス(手越さんの記事に関して)

手越さんの記事をミュージック・ペンクラブに掲載したことに関して、あるファンの方(手越さん個人のファンなのか、NEWSのファンなのか存じません)からブログに批判コメントが来た件について、ファンの間で火種になっているとのDM …

Ado VocalReview「踊」ボーカロイドの世界

ボーカロイド世代の歌手である。 最近はボーカロイド音楽が盛んだが、多くのボーカロイド歌手が金属系の歌声であるのに対し、この人の歌声は珍しく弦楽器系だ。 ミックスボイスが中心の中・低音域は太めの響きが主流の甘めの歌声になり …

DAICHI MIURA 「FANCLUB EVENT2021 TOP10 DAY1 DAY2」

三浦大知のファンクラブ限定のイベント、TOP10のDAY1、DAY2を観た。 これは2日に渡ってオンラインライブが配信されるというもので、DAY1はオリジナルの楽曲、DAY2はオールカバー曲で構成されている。 事前にぞれ …

手越祐也「One Last Kiss」に見る高度なテクニック

手越祐也が宇多田ヒカルの「One Last Kiss」をカバーしている動画を観た。 今まで彼の歌は何曲か聴いてきたが、上手い。 聴けば聴くほど、上手いと思う。 それはいつも新たな発見と共にある。   今回のこの …

Little Glee Monster「君といれば」に見る新しい形

リトグリの新曲「君といれば」のMVが公開された。 休養中の芹奈を思う歌になっている。   この曲は4人でハーモニーを作り上げている曲だが、この曲で今までと一番違うと感じたのは、完全に個人が独立しているという点で …

Jun.K「My House」(THE FIRST TAKEより)

リクエストを頂いて韓国のアイドルグループ2PMのJun.KがTHE FIRST TAKEで歌った「My House」を聴いた。 彼の歌声は実は3年ほど前に聴いている。当時、個人的に交流していたバックコーラスを専門に担当し …

ジェジュンの魅力(日本語と韓国語の歌声の観点から)

ジェジュンの魅力について考えてみた。 彼の甘い歌声だろうか。 それとも圧倒的なビジュアル。 日本活動を決して諦めなかった人間性。   「丸ごとジェジュンが好き」という溺愛ファンが多いのが、彼のファン社会の特徴の …

手越祐也VocalReview「魔法の絨毯」に見るアイドルからの脱却

手越祐也が川崎鷹也の「魔法の絨毯」をカバーした動画を見た。 そこに今までのカバー曲とは違うものを感じた。それは、彼がオリジナルを表現することに躊躇しなくなったという印象を持った。 オリジナルの川崎鷹也の歌が素朴で訥々と歌 …

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【プロフィール】
久道りょう

音楽評論家
ミュージック・ペンクラブ・ジャパン(MPCJ)所属
ボイスブランディングクリエイター
詳しくはこちら⇒プロフィール

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