音楽ライターが紐解くJPOPの世界
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玉置浩二「田園」(2020紅白)アーティストとしての懐

2020年の紅白で、何が印象に残ったかと言えば、私はやはり玉置浩二の歌唱に尽きると思う。 紅白で玉置浩二が見れるとは思わなかった。 実に24年ぶりの出場となる企画は、彼のドタキャンを恐れて事前収録という形だったというのだ …

斉藤和義VocalReview「歌うたいのバラッド」

歌声は、一人一人異なるものである。 誰一人に同じ歌声を持つ人はいない。だからこそ、Vocal.Reviewを書くと、その歌手の持ち味を十分を検証することができる。   えてして、歌を聴く時、聴衆は二手に分かれる …

松田聖子LIVE REVIEW「Romantic Studio Live」

40th Anniversary Seiko Matsuda2020 “Romantic Studio Live” と銘打って3日夜、松田聖子自身初のオンラインライブが開催された。 歌った曲はメド …

『THE FIRST TAKE』にみる「歌うことの原点」

ファーストテイクという言葉がある。 これはいわゆる一発撮り。 一発勝負の撮り直しなしの歌のことを言う。   録音技術が進み、デジタル化が進んで、歌の世界では撮り直しが容易になった。 即ち、歌を確認して、気にいら …

東方神起VocalReview「Kissしたまま、さよなら」

「Kissしたまま、さよなら」は、東方神起3枚目のアルバム「T」の収録曲だ。 2008年頃のジェジュンの歌声はこの頃の歌声の特徴である全体的にウィスパーボイスであり、柔らかい音色になっている。 歌声全体は非常に弾力のある …

高橋真梨子VocalReview「for you」変わらないキーポジション

高橋真梨子の「for you」 3つの音源を聴いた。   1994年の歌唱。 2004年の歌唱。 2013年の歌唱。   「for You」は、1982年発売の曲だ。YouTubeで捜してみたが、一番 …

ジェジュンVocalReview「アイノカゲ」(Flawless Love)

2019年ライブツアー「Flawless Love」の最終曲は「アイノカゲ」だった。 この曲はアルバムでは冒頭の曲になる。   明るい色調の音楽が全体を覆っている。 軽くポップな色合いの音楽に彼の歌声も同調する …

三浦大知「Half of You」1Song Home Live#10

昨夜は三浦大知の1Song Home Liveの10回目。 これはLiveが予定されていた日に彼が自宅から1曲、生配信するもの。楽曲は事前にファンからリクエストを募って、その中からチョイスされている。 昨日は2013年発 …

Little Glee Monster VocalReview「 Classic」

緊急宣言が出されて家にいるしかない期間、元気になる歌が聴きたくなる。 そんな気持ちに彼女達の歌は前向きのエネルギーを心一杯に注入してくれる。 元気になる。 笑顔になる。 暗く沈みがちな気分に彼女達の音楽は、楽しい気分にし …

三浦大知VocalReview Vol.10「GO FOR IT 」圧倒的な強さ

三浦大知14枚目のソロシングル。典型的なR&Bのダンス曲である。 緩急を織り交ぜたダンスは、彼の余裕を十分感じさせるもので、それに伴った歌も準じる。 この曲に使われている彼の歌声は、非常に明るく軽やかな音色だ。 …

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【プロフィール】
久道りょう

音楽評論家
ミュージック・ペンクラブ・ジャパン(MPCJ)所属
ボイスブランディングクリエイター
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