音楽ライターが紐解くJPOPの世界

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ボーカルテクニック第2条「歌は建築物」

ボーカルテクニック第2条「歌は建築物」 歌は建築物に似ている。 それは基礎と建造物、という二層に大きく分かれているからである。 どんなに素晴らしい建物でも、基礎部分がしっかりしていないものは、非常に壊れやすい。 しかし、 …

ボーカルテクニック第1条「歌手はアスリート」

ボーカルテクニック第一条「歌手はアスリート」 歌う人間にとって姿勢は最も重要だ。 最終的にはどんな体勢でも歌えなければならない。それはダンスをしながら、または椅子に座ったまま、ある時は、寝転がって歌うこともあるだろう。 …

紅ゆずる「Jazzyなさくらは…」で見せた俳優としてのスケール

熱海五郎一座の演目「Jazzyなさくらは裏切りのハーモニー」を新橋演舞場で観た。 この演目は昨年上演が決まっていたもので、コロナの為に一年延期され、今年やっと実現したものである。 ここに元タカラジェンヌの紅ゆずるが出演し …

手越祐也「One Last Kiss」に見る高度なテクニック

手越祐也が宇多田ヒカルの「One Last Kiss」をカバーしている動画を観た。 今まで彼の歌は何曲か聴いてきたが、上手い。 聴けば聴くほど、上手いと思う。 それはいつも新たな発見と共にある。   今回のこの …

Little Glee Monster「君といれば」に見る新しい形

リトグリの新曲「君といれば」のMVが公開された。 休養中の芹奈を思う歌になっている。   この曲は4人でハーモニーを作り上げている曲だが、この曲で今までと一番違うと感じたのは、完全に個人が独立しているという点で …

ジェジュン「歌声の特徴」について質問にお答えしました。

以下、YouTubeの内容を具体的に文字化し、少し補足をして書きます。   質問①  ブレス音、息継ぎ音が気になる。 確かに多くの楽曲の冒頭部分、またフレーズの最初にジェジュンの場合、ブレス音が存在する。 これ …

米津玄師「Pale Blue」に見るボーカリストとしての魅力

米津玄師の新曲「Pale Blue」を聴いた。 この曲は、ドラマ「リコカツ」とタイアップしている。 しかし、今までの楽曲のような重厚感がない。   米津玄師の歌は、楽曲の世界観が独特でその音楽性に引っ張られる為 …

手越祐也「命に嫌われている」(初音ミク)

初音ミクのボカロイド曲「命に嫌われている」 この楽曲を手越祐也がカバーして動画をあげているのを聴いた。 この曲の前の楽曲アラジンの「A Whole New World」でも彼は自分の歌声を使って2つのパートを歌い分けると …

手越祐也「A Whole New World」

手越祐也が歌った「A Whole New World」の動画を観た。 正直なところ、ここまで彼が歌が上手いということを知らなかった。 こんなことを書くと、ファンの人からお叱りを受けそうだが、いくつかの動画を拝見してきて、 …

ジェジュン「ForRest Tuesday PARTY」に見る歌手としてのプライド

先週末に開催されたジェジュンのバースデイファンミーティングで彼の生歌を久しぶりに聴いた。 このイベントは1月にリアル開催が予定されていたものが、コロナの影響で彼が来日出来ない状況の中、4ヶ月遅れでオンライン開催された。 …

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【プロフィール】
久道りょう

音楽評論家
ミュージック・ペンクラブ・ジャパン(MPCJ)所属
ボイスブランディングクリエイター
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