音楽ライターが紐解くJPOPの世界

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J-JUN VocalReview「BREAKING DAWN」

ジェジュン、4枚目のシングル。 昨年10月にオンエアされた韓国発ア「ノブレス」のテーマソングだった。当時、配信だけされたもののCD化。 配信された当時、レビューを書いたことがあるが、あらためてフルバージョンを聴き直した。 …

コラム ソロ歌手として必要不可欠な資質

ここ何年か、グループから独立してソロ活動を始めたり、バンド活動を辞めてソロ歌手に転向したり、という事例が少なくない。 ソロ歌手になるというのは、簡単なようで簡単でない、という話を書いてみたいと思う。   ソロ歌 …

コラム ファン社会の新陳代謝

韓国のアイドル文化が変化してきたという記事を読んだ。 少し前まではKPOPアイドルの寿命は短いのが当たり前で、入隊までに稼げるだけ稼ぎ、除隊後は実業家や俳優に転身していくのが当たり前だったが、最近では日本と同じようにアイ …

Little Glee Monster「青春フォトグラフ」(NHK「シブヤノオト 卒業ソングSPECIAL」より)

リトグリのツアーの真っ最中だ。 コロナ禍の中で、また緊急事態宣言下で万全の予防対策を取ってのツアー開催に拍手を送ると共に、最後までの完走を祈りたい。 ライブに初めて参加したものとしての印象は非常に良いものだった。 「アー …

藤井風VocalReview「帰ろう」に見る都会感。

藤井風の「帰ろう」を聴いた。 この曲の始まりを聴いたとき、自然と次のメロディーの展開が口ずさめた。 それほど、どこかで聴いたことのあるような自然な音階の流れだった。   この曲も都会の匂いがする。 なぜ、彼の曲 …

森内寛樹の歌声に見る意外性(Sing;estより)

リクエストを頂いて森内寛樹の歌を聴いた。 森進一、森昌子夫妻の三男で、ワンオクのTakaの弟という予備知識を持って聴いた彼の歌声は私の予想を見事に裏切った。 それは私が想像していた歌声や歌い方とは全く違っていたからである …

三浦大知の魅力

三浦大知の魅力と言えば、なんだろうか。 卓越したダンス力。 圧倒的なパフォーマンス。 ダンスと歌とが一体化した世界。 彼のダンスを抜きにしては語れない世界。 それが三浦大知の魅力だろうか。   私が彼の楽曲を本 …

手越祐也VocalReview「魔法の絨毯」に見るアイドルからの脱却

手越祐也が川崎鷹也の「魔法の絨毯」をカバーした動画を見た。 そこに今までのカバー曲とは違うものを感じた。それは、彼がオリジナルを表現することに躊躇しなくなったという印象を持った。 オリジナルの川崎鷹也の歌が素朴で訥々と歌 …

藤井風VocalReview「優しさ」に見る都会感

藤井風のファンである息子によると、この曲が一番好きだという。   藤井風の音楽を聴くと、都会の匂いがする。 乾ききった都会の風。 成熟した都会感。 即ち、大人の音楽なのである。 23歳と言えば、男性であれば、も …

リトグリ、デュエットの世界から見えるハーモニーの親和性

先日、リトグリの大阪城ホールのライブに参加した。 リトグリのコンサートは初めての経験で、昨年から参加したいとずっと思っていたので、念願が叶った。   私はファンの人達のように彼女達に詳しいのでもなく、楽曲に詳し …

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【プロフィール】
久道りょう

音楽評論家
ミュージック・ペンクラブ・ジャパン(MPCJ)所属
ボイスブランディングクリエイター
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