この曲は、新型コロナウィルスの影響を受け不要不急の外出自粛が続く中、「今、僕がアーティストとして出来ること」「会えない環境が増えていく中で歌で寄り添えるように」と今月3日に自身のインスタグラムで公開した楽曲のロングバージョン。

私は彼、西島隆弘の歌声を今回、初めて聴いた。

今までAAAの楽曲の中で聞き流していた、という感じで失礼ながら、ほぼ記憶にない。

それで今回、あらためてしっかり聴かせて頂いた。

 

非常に若い声、という印象を持った。

第一印象は少年のような歌声という印象だ。

ストレートボイスの透明感のある歌声だ。

言葉のタンギングも素直で何の癖もない。

まるで少年期から青年期に差し掛かる時期のような歌声に聴こえた。

33歳でこの歌声であるなら、もっと若い時はどんな感じなのだろうかと思い、音源を探して6、7年前の何曲かを聴いてみたが、全く今の歌声との印象は変わらなかった。

歌声に響きの混濁がなく、ビブラートもないため、いつまでも若い歌声という印象なのだろう。

 

曲は軽いポップス曲。

鬱屈したコロナ自粛の気持ちが軽くなるように爽やかで明るい曲調になっている。

この曲も自粛期間中の貴重な一曲になっている。