先日、ある人にレビューを頼まれて彼の2013年頃の歌を聴き直した。
2010年に彼が発声を変えた時の声の変化が顕著だった為に、その後の彼の歌声の印象はそれほど変化がないと感じていたが、2013年の歌声を聴くと、さらに今、彼の歌声が進化していることに気づいた。
その傾向は、この曲にもある。

一番、彼が進化したのは高音域の歌声だ。
発声を変えてミックスボイスになった彼の歌声は、確かに大きく進化した。しかし、その頃の高音部は、もちろんチェストボイスとは大きく異なっても、高音部は少ししんどそうに聞こえていた。

このアルバムは、2017年。発声を変えて7年。ミックスボイスで歌い続けることで彼の高音部は伸びが良くなり、突き上げるような歌い方もなくなり、ヘッドボイスへの変換がスムーズになっている。
一番異なるのは、声質の変化で中音域では甘い音色が増し、高音部からヘッドボイスは柔らかで綺麗な音色へと変化しているのがわかる。

この曲に於いても、日本語の明確な発音は見事だと感じる。

前記事でジェジュンの日本語の発音に関しての記事の中で、日本語が歌に不向きな言語であると考えられる理由について書いたが、三浦大知に於いてはそれが全く当てはまらない。それについて彼の歌声にフォーカスして考えてみると一つの答えが浮かび上がってくる。
彼の日本語の明確さ。
このことから彼の発声法も解明出来る。

これらについては、彼のレビューを全曲終えた後に書いてみたいと思う。


彼がナレーションをしたNHKスペシャル「美空ひばり AIで復活 蘇る奇跡の歌声」を観ました。
感動して、ちょっと涙が出ました。
歌声の秘密がたくさん解明されていました。
そのことについても書いてみたいと思います。