音楽ライターが紐解くJPOPの世界
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Vocal Review

三浦大知VocalReview Vol.1「パラシューター」少年期に完成された歌声

Folder時代のデビュー曲。彼が9歳の頃の歌声である。 聴けばわかる通り、綺麗なボーイソプラノの歌声だ。 この頃のボーイソプラノの歌声というのは、混じりっ気のない澄み切った綺麗な響きをしている人が多い。ボーイソプラノで …

2組の「レイニーブルー」に見る楽曲としての多様性

期せずして2組の「レイニーブルー」を聴くことが出来た。 1組は徳永本人と三浦大知、秦基博。 もう1組はジェジュンと城田優。 同じ曲を扱っているのにこの2つは対称的な世界を見せた。 一言で書くなら「剛」と「柔」 そう思った …

氷川きよし「限界突破✖️サバイバー」(「春は必ず来る」より)

彼のこの歌を聴くのは、何度目だろう。もう何度も聴いた。 しかし、今回の歌は、何度も聴いた中で一番良かったと感じるものだった。 それは彼に気負いがなかったからだ。   氷川きよしを観るようになって気づいたのは、彼 …

徳永英明✖️三浦大知✖️秦基博「レイニーブルー」(ミュージックフェアより)

ミュージックフェアに出演した3人の「レイニーーブルー」を聴いた。 この日は、その後も音楽番組でも「レイニーブルー」をジェジュンと城田優で歌っている。→前記事 はからずも2組の「レイニーブルー」を聴くことになったが、それぞ …

再掲 ジェジュン✖️城田優「レイニーブルー」(フロントボイスの世界)

後半のハーモニー部分の解説を変更しました。   ジェジュンと城田優。 2人のコラボを聴くのは二度目になる。一度目は一昨年のクリスマスソングだった。それから2年。それぞれの変わった部分と変わらない部分が見え隠れす …

徳永英明✖️JUJU「元気を出して」(ミュージックフェアより)

竹内まりあの「元気を出して」を二人でコラボして歌ったのを聴いた。   二人とも個性的な歌声の持ち主だ。 徳永英明は甘く中性的なストレートボイスであり、JUJUは濃厚でビブラートのある声の持ち主だ。 全く異なる音 …

ジェジュン「Ray of Light」(CDTV) フロントボイスポジション

ジェジュンがCDTVに出演して歌った「Ray of Light」を聴いた。 完全に声が戻っていると感じた。それは彼のこの日の歌声がどの声域においてもポジションが上になっているのが聴き取れたからだ。 この日の彼の歌声はどの …

三浦大知「Right Now」(ミュージックフェアより)

「Right Now」は2012年12月に発売された13枚目のシングルである。 三浦大知は2010年に自身の発声法を変えてからどんどんオリコンでの順位が上昇し、2012年の「Two Heart」が初のベスト10入りを果た …

ジェジュン 3枚目シングルに見る音楽の多様性

ジェジュンの3枚目シングル「BRAVA!!BRAVA!!BRAVA!!/Ray of Light」が発売された。ダンスナンバーとアニメのエンディングソングの両A面での企画だ。ダンスナンバーとロックバラードという全く異なる …

氷川きよし「Rusty Nail」(うたコンより)卓越した歌唱力

氷川きよしは上手い。それは当たり前の評価だと思う。 誰もが彼の歌唱力を評価する。 彼が上手いのは当然だ。だから今さら書くまでもない。 それでも上手い、上手いと思った。   XJAPANの「Rusty Nail」 …

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【プロフィール】
久道りょう

音楽評論家
ミュージック・ペンクラブ・ジャパン(MPCJ)所属
ボイスブランディングクリエイター
詳しくはこちら⇒プロフィール

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