音楽ライターが紐解くJPOPの世界

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藤井風VocalReview「何なん」和製R&Bの魅力

最近話題の藤井風のデビュー曲を聴いてみた。 2019年メジャーデビューの岡山出身のシンガーソングライター。 歌詞は岡山弁で書かれていることが多い。   幼少期からピアノを習得し、クラシック、ジャズ、ポップス、演 …

音楽記事 MISIA「アイノカタチ」に見る日本語タンギングの特殊性

MISIAが昨年、骨折をしたときは、背骨ということもあって、歌うという行為には生命線とも考えられる場所だっただけにずいぶん心配したが、紅白での彼女の歌を聴く限り、目立った影響はないように感じた。ただ、本人は痛くないと言え …

城田優「Butterfly」彼が描く独自の世界観(「Mariage」より)

城田優の最新アルバム「Mariage」の収録曲。 木村カエラの「Butterfly」のカバーだ。   城田優のカバーアルバム「Mariage」には、どの楽曲にも共通したスタンスを感じる。 それはカバーアルバムと …

玉置浩二VocalReview「Mr.Lonely」「メロディー」多彩な色

玉置浩二の歌唱力には定評がある。 彼は、実に多彩な色を持つ歌手だ。   多くの歌手の場合、幾つかの音色を持つ。それは、音域によっての変化だったり、ファルセットと地声、頭声などの発声による違いだったりすることが多 …

氷川きよし「きよしこの夜2020」解放された姿

土曜日に配信されたコンサート、「きよしこの夜2020」を観た。 氷川きよしという歌手の全てが網羅されたようなコンサートだった。 前半は演歌、演歌、演歌。 徹底的に演歌だった。 後半は一転してポップス。 今の氷川きよしが持 …

Little Glee Monster ARENA TOUR 2021「Dearest」

あー、やっぱりライブはいい!!! そう単純に思った。 文句なく楽しかったし、歓声も掛け声も何もなくても、ライブ感が十分伝わった。 観客と彼女達の一体感、熱量がそのまま画面を通して伝わってきた。 1月27、28日に日本武道 …

氷川きよし「Love is over」(NHKうたコン)自由な世界

うたコンで欧陽菲菲の「Love is over」をカバーする氷川きよしの歌を久しぶりに聴いた。 そこには紛れもなくポップス歌手の氷川きよしがいた。   冒頭のAメロのフレーズ。 彼は響きを抜いてほぼ無色に近い色 …

手越祐也「ドライフラワー」(優里)

優里が歌う「ドライフラワー」を手越祐也がカバーしているものと聴き比べてみた。 優里のこの曲は以前レビューを書いたことがある。   その時の印象として、彼の歌は非常に優しい音色に溢れていると感じた。全体がソフトな …

Little Glee Monster「SONGS」4人のハーモニー世界

NHKの「SONGS」を観た。 途中で涙が止まらなくなった。 なぜなら、そこには彼女達4人の芹奈に対する気持ちが溢れていたからだ。   芹奈が休養に入って数ヶ月、4人のハーモニー世界は「声が減る」という話を書い …

香取慎吾「Anonymous (feat.WONK)」VocalReview

香取慎吾のドラマ「アノニマス」の主題歌。 彼自身が歌っている。 この曲を聴いて、香取慎吾は間違いなく進化しているのだと感じた。 4年前にジャニーズを退所して以降、決して恵まれているとは言えない環境の中でも彼は自分の信念に …

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【プロフィール】
久道りょう

音楽評論家
ミュージック・ペンクラブ・ジャパン(MPCJ)所属
ボイスブランディングクリエイター
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