【言葉が人生を連れてくる】
推しには色々なカテゴリーがあると思います。
アニメ、ゲーム、アイドル、
それだけでなく、電車や飛行機、花や食べ物など、どんなものでも自分の気持ちが高揚するものは、推しだと言えるでしょう。
私の知っている人に、「お金が好きで好きで堪らない」という人がいます。
その人は、好きが高じて、今、ファイナンシャルプランナーと投資コンサルを行っています。
もうすぐ、彼女の本が出ますが、それもお金にまつわる本。
「私、お金推しなのよねー」と言ってました。
洋服が好きで好きで堪らない人は、スタイリストになったり、アパレルに勤めたりします。
そこから転じて服飾戦略家になり、多くの人の服装のプロデュースをする仕事が発展して、服でブランディング化することでその人のイメージを作り上げ、人生を戦略的に生きていく方法を提案するプロデューサー業を行っている人もいます。
私の推し活人生もよく考えたら、幼少期の頃からずーっと宝塚歌劇のファンであり、小さい頃からよくファンレターを書いていました。当時は、楽屋に行って名前を言うと呼び出して貰えて、手渡しで手紙や贈り物をしたものです。
小学生のファンは珍しかったのか、ずいぶん、可愛がって貰いました。
そうこうするうちに、中学生になった頃は、友人の影響で高校野球に嵌り、甲子園ギャルの走りをしていました。
早朝の電車に乗って、甲子園に行き、お目当ての人がよく見える席を確保して、一日野球を観戦。大会が終われば、高校宛にファンレターを書いて出す。
それが高じて、地元の大阪大会で取り上げられたある選手にファンレターを書き、卒業するまで文通をしたこともありました。そんな彼は、その後、関西六大学のある大学の野球部のエースになって活躍し、実業団に入り、そこでも活躍したのち、指導者になって今は、NHKの高校野球の解説者として毎年、TVに出演しています。
振り返って考えてみれば、私はいつも「推し」がいて、自分の気持ちをどこかに書いていました。
好きなもののことは誰かに伝えたい。
誰かに気持ちをわかって欲しい。
気持ちを共有したい。
だから、多くの人はいろんなツールを使って書き込むのでしょう。
洋服が好きで服飾戦略でプロデュースをしている人も、お金が好きで本を出版する人も、
みんな、自分の気持ちを「ことば」に乗せて書き続けています。
好きなもの、
好きな人、
どんどん書いていたら、人生が変わったのです。
私は今も書き続け、推し活やっています。
言葉が人生を変える。
私はそう思います。
推し活は、あなたの人生も変える。
そう思うのです。