音楽ライターとしてのブログでも、ちょっとモヤっとすることだって書きたくなる。

多くのファンが絶賛、好意的な「ザ・発言X〜」のジェジュンの扱いを見て、私は正直、ちょっとモヤッとした。

Mattをこれから音楽家として売り出していく戦略の一つに使われたように感じたからだ。

確かにプライベートで急接近したのはジェジュンからだったかもしれない。

Mattにはそんな意図はなく、純粋にジェジュンのことを恩人だと思ってる。それは確かな事だろう。

悪意などないのかもしれないし、考えすぎなのかもしれないが、今後も何かにつけジェジュンが引き合いに出され、セットで扱われるようなことがあれば、また話は別だと感じる。

 

誰だって自分の推しメンが誰かの引き合いに使われるような扱いを受ければモヤッとするだろう。それが仮に本人からの申し出だったり、本人が了承していたとしてもだ。

ファンというものはそういうものなのではないか、とちょっと思ったりする。

 

ジェジュンが苦労して17年というキャリアを積んで、やっと手に入れた歌手というポジションは、この日本でまだ認知され始めたばかり。ファンミ会場への行き帰りのタクシーの運転手は、どちらも名前を言ってもピンとこなかったし、説明しても知らなかった。元東方神起と言ってもKPOPに興味がなければ名前も知らない。

 

確かにこの2年、日本で露出は増えたし認知度も高くなった。でもそれは音楽関係者、業界関係者、そしてファンの間であって、広く一般社会で認知されているのからは程遠い。

誰もが知ってる存在になるには、まだまだ彼自身もキャリアを積んでいる最中だ。

 

だから、番組の扱いにはちょっとモヤッとした。

 

音楽ライターでも一押しの人は何人かいる。

そういう存在が業界や番組から大切に扱われなければ、イラッとする。それは彼だけに限ったことではない。

歌手という職業は、そんな簡単になれるわけでもなく、続けることは大変な困難と犠牲を伴うものでもある。だから軽んじた扱いをされるとモヤモヤする。

だから彼の扱いにちょっと書きたくなった。

ライターだってたまには感情的になる。