三浦大知の音楽は音が鳴り出した途端、思わずリズムを取り出している。この曲も知らない間に足で身体でリズムを取っている。それぐらい、文句なく楽しい。
彼の音楽の世界は理屈じゃない。
音は楽しい。
音楽は楽しいもの。
そんな理屈じゃない強いメッセージが隠されている。
彼の音楽を聴けば、前向きになる。元気になる。
これが彼の音楽の世界。
言葉と音が融合し、一つの世界を作り出す。そこに乖離はない。一体化した世界。
彼にかかれば、どんな単語もリズムを持ち出す。
こんなに日本語はリズム的だったっけ?と思うほど、日本語を見事に音のリズムに乗せて行く。
ミックスボイスのキレのいい歌声が言葉とリズムを刻んで行く。彼の手にかかれば、どんなリズミカルな曲の上にも、綺麗に言葉の粒が並んで行く。
日本語がリズミカルじゃないなんて、嘘のようだ。
知らない間に身体がリズムを刻んでいた。