NHKうたコンに出場したリトグリの『WONDER LOVER』を拝見した。
リトグリの歌は、今年1月に大阪での新しいメンバーによるお披露目ライブのようなものを拝見して以来。
はっきり言って、以前のグループとは全く違うコンセプトのグループに生まれ変わったんだな、ということを感じた。
それがいい悪い、の論議は別にして、率直な感想としては残念、ということを感じた。
新しく入ったメンバーがどうのこうの、という問題ではなく、事務所やプロデューサーを含めての考え方として、リトグリというグループの方向性を完全に転換したのだということを感じた。
そのことがJ-POPの音楽評論家としては残念だと素直に思った。
どこがどう残念なのか、ということに関しては、内容的に、また、立場的に公の場所で述べることに対しての影響も考えて、有料記事という形で別物として配信する。
ただ、私がリトグリというグループのどこを高く評価していたかと言えば、それはハーモニーのバランスによる「立体多重構造」という部分だった。
この部分が今のグループのハーモニーには感じられない。
下手だとは言わない。
しかし、かつてのハーモニーのように「上手い!」と唸らせるだけのものがあるかと言われれば疑問である。
今年初頭に大阪のライブで初めて彼女達のハーモニーを聞いた時に私が感じた印象を覆すものではなかった、ということを今回、あらためて感じた。
今後、彼女達のハーモニーがどのように進化していくのか、その期待値も含めて、有料記事の方には書いています。
内容的に踏み込んだものになっていますので、有料でも読みたいという方だけ、下記から購入して下さい。
有料記事『Little Glee Monster『WONDER LOVER』に感じた「見せる音楽」への転換
https://note.com/hisamichi0226/n/n40bb9e14f03c