いつもこのブログを訪ねて頂き、ありがとうございます。

2017年9月にこのブログを始めてから、来月でちょうど3年になります。

その間、多くの方にブログを訪れて頂き、登録して下さっているフォロワー数は、1250名余りになりました。

また扱ったアーティストの数は、50人余りになります。

 

私が以前のブログを辞めて、このブログを始めたのは、それまで特定の歌手のボーカルレビューを書いていた経験から、自分の分析力を用いて、もっと多くの歌手の歌を分析したいと思ったからです。

そういう主体的な考えで始めたブログでしたので、扱う歌手も非常に偏っており、最初の半年ぐらいは三浦大知さんばかり扱っていたと思います。

三浦さんの場合、ダンスと歌の一体感による独特の音楽の世界を持つアーティストでありながら、長くメジャーに扱われてこなかったという経緯があり、私が書くことで、少しでも多くの方の目に彼の素晴らしさが止まれば良いという思いで書いてきました。

また、城田優さんに関しては、ミュージカル界で非常に優れた才能を発揮されていて、俳優のイメージが強かった私の概念を良い意味で根底から覆してくれたアーティストだと思っています。

ジェジュンさんに関しては、従来から書き続けていたものを継続して書かせて頂くことで、彼が日本音楽界でどのようなポジションを築いていくのか、非常に興味がありました。

氷川きよしさんの場合は、昨年、たまたま拝見したNHK「うたコン」でのロックシンガーとしての姿が強烈で、さらにその後の見事な転身が、演歌界から飛び出して、どんな音楽の世界を構築して行かれるのかをリアルタイムで経験させて頂けることに、音楽人として興味深かったです。

 

これらの方々以外にも、玉置浩二さんや徳永英明さん、平原綾香さんなどのコンサートに実際に行かせて頂き、素晴らしい音楽に触れることをライターとして経験させて頂くことで、もっと様々な歌手の方を扱っていきたい、という思いに変わってきました。

 

またこの6月以降、ミュージック・ペンクラブ・ジャパンという音楽ジャーナリストの団体に所属することで、もっとJPOPの歌手の方を多く取り上げさせて頂き、JPOPの音楽を多くの人に広めていくという考えを持つようになりました。

 

JPOPは今、欧米諸国でファンが増えています。

それはアニソンであったり、かつての曲のカバーだったり、と多種多様です。

KPOPのBTSの世界的活躍がずいぶん取り上げられていますが、三浦大知さんが話すように、世界の街角で、日本の歌手の日本語の新曲が普通に流れる日が来ることも夢ではありません。

現に私の Twitterのフォロワーには欧米やアジアの人がおり、このブログのアクセス先の中に欧米諸国からのアクセスも一定数あります。

こんな世界の隅っこにあるブログをどうやって見つけるのだろうかと思うほど、ネット社会の力は半端でない広がりを持つものだと感じます。

 

最近のJPOPの傾向として、非常にハイトーンボイスで、アップテンポな曲が多いということが挙げられます。

全体的に男性歌手の音域が高くなり、特にハイトーンボイスが好まれる傾向にあるのです。

そういう中で、得意な発声法によって、ジェンダーレスな歌声を持つ若手のアーティストが何人もいます。

これからはジェンダーレスな歌声の持ち主が増えてくるかもしれません。

そういう若手のアーティスト達を今後は積極的に取り上げていき、従来のアーティストのレビューの間に挟み込んでいきたいと思っています。

 

ファンでない方が、私のブログを読むことで、別のアーティストに興味を持ち、歌を聴いたり、良さを発見する一つのきっかけになって頂ければ、ライターとしての仕事の一端を担わせて頂けるのではないかと考えます。

 

 

またこのブログには今後、ボイスクリエイターとしての記事も多く書かせて頂くことになると思います。

 

ボイスクリエイターとして、多くの方のボイストレーニングをして来ました。

ボイトレはハッキリ言って、文章に書くことは非常に難しいです。

また各自、全ての方の声が違いますから、個別に指導することが必要で、指導法もその方にあったオリジナルのものになります。

私は長年の経験から、「声を変える」「発声法を変える」ことで、「人生を変える」ことになる人を多く見て来ました。

なぜ、「声を変える」だけで人生まで変わってしまうのか、

その秘密の一端を文章に書き表すことで、少しでも人生を変えていくきっかけにブログがなれば良いと思っています。

 

なかなか多忙な毎日で、記事の更新が最近は遅れがちですが、出来るだけ多くの歌手を扱い、記事を書いていきたいと思っていますので、お時間のあるときに覗いて頂けると嬉しく思います。

今後もよろしくお願いします。

 

MPCJ理事 松島耒仁子