音楽ライターが紐解くJPOPの世界
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Vocal Review

氷川きよしVocalReview「男花」

これも2015年9月発売。「愛しのテキーロ」の両A面曲。 これを聴くとポリープを取ったことによって彼の演歌の歌声まで変わっていることに気づく。 演歌でありながら、明るい伸びやかな音色で、こぶしはあっても低音部のうねりがな …

ジェジュンVocalReview「Run Away」(Flawless Love)

この曲がこの日の数ある歌唱の中で一番出来がいいと感じた。 元来、この曲はアルバム「WWW」の中でも異質の存在だ。 それはこの曲だけが発声を変えて彼が歌っているからである。この曲以外の歌声はビブラートの存在するフロントボイ …

氷川きよしVocalReview「愛しのテキーロ」蘇った歌声

2015年9月発売の28枚目のシングル。 ポリープの手術をした後、彼の歌声がどんなふうに変わったのか、ずっと興味があったが、こんなに違うとは思わなかった。 これが彼の元々の歌声であるなら、確かに過去数年録音された楽曲の歌 …

ジェジュンVocalReview「IMPOSSIBLE」(Flawless Love)

冒頭から高音域の音が並ぶメロディー展開で、ハイトーンボイスが要求される楽曲。 確かにこの日の喉の調子はいいとは言えない。しかし、そこばかりを注視してもレビューにならない。 この曲には、ジェジュンという歌手の表現力がそのま …

氷川きよしVocalReview「ちょいと気まぐれ渡り鳥」

2014年9月発売の26枚目のシングル。 渡り鳥編ともいうべきものなのだろうか。前作のポップス歌謡曲とは一変。正統派演歌だ。 明るめの色調の歌声で全編が覆われていて、スコンと抜ける彼の冒頭の歌声から始まり、しっかりこぶし …

ジェジュンVocalReview「One」(Flawless Love)

アルバム「Flawless Love」に収録された曲。 幻想的で霧の中から声が浮かび上がってくるイメージの楽曲だ。 この曲に関して、彼は出来るだけ、声のポジションを鼻腔に入れることを心掛けているように聴こえる。 ただ冒頭 …

氷川きよしVacalReview「満天の瞳」

「満天の瞳(ほし)」は、氷川きよしの24枚目のシングル。2013年8月に発売されている。 この曲は、ポップス歌謡曲。 この曲の歌声を聴くと、中・低音域が綺麗に鼻腔に当たり、非常に甘い音色の歌声になっている。 また声の伸び …

ジェジュンVocalReview「LAVENDER」(Flawless Love)

ジェジュン2枚目のシングル「Defiance」のコラボ曲。 この曲はやや高めの中音域が中心の曲。ちょうど彼にとってのノーズポジションの音域のメロディーが並ぶ為、この曲に関してはそれほど声の状態が悪くない。 ただ、後半のク …

三浦大知1Song Home Live「4am」

三浦大知は今年最初から全国各地を回ってのツアーを開催していたが、コロナ感染拡大を受け、ほとんどのライブがキャンセルになっている。その為、彼はツアーが予定されていた日の夜、自室から歌をInsta.配信している。 「1Son …

ジェジュンVocalReview「Your Love」(Flawless Love)

この曲は2018年の「The Reunion in memory」でも歌われていて、このコンサートでは一番だけのショートバージョンになっている。 この2つを聴き比べてみた。 すると明らかに2019年のコンサートの方が声の …

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【プロフィール】
久道りょう

音楽評論家
ミュージック・ペンクラブ・ジャパン(MPCJ)所属
ボイスブランディングクリエイター
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