NHKの朝の連続テレビドラマ『らんまん』の主題歌『愛の花』

この曲の発売にあたって5月に展開された「愛の花プロジェクト」

これは、『愛の花』発売記念として、あいみょん手書きのパッケージに入った「ひまわりの種」を全国150の小学校に配布、また201店舗のフラワーショップに配布し、花を購入した人に配布する、というもの。

この配布先の1つである都内の小学校をあいみょん自身が訪ねたエピソードが、今朝の「朝イチ」で放送されていました。

この小学校では、配布されたタネを単に植えるだけでなく、『愛の花』の歌詞をクラスに掲示したり、昼食時や下校時に曲を流したり、と積極的にこの曲を学校生活の中に入れる取り組みをしています。

そこへ訪ねていき、昼食時に全クラスに放送室からリモートで彼女自身を映す、というもの。

自分の学校に、今、あいみょんがいる、と知った子供達は大興奮。

放送室から出た途端、彼女は子供達に取り囲まれて身動きも出来ない状態になる、という大歓迎を受ける様子が放送されていました。

 

『愛の花』を制作するにあたって、彼女は、「ドラマの主人公万太郎の奥さん、寿恵子のことをイメージした」と話しています。

万太郎は植物を追求し始めると脇目も振らず、没頭するタイプ。

そんな万太郎を影になり日向になって支えていく寿恵子は大変な苦労をします。

そこには愛しているが故に憎みたい気持ちも生まれていたのかも知れません。しかし、それも全て飲み込んで、涙すら、愛の花の種になる、と歌い上げています。

この寿栄子の懐の深さ、広さをイメージして作った楽曲とのこと。

そして、全国の小学校やフラワーショップを巻き込んで展開された『愛の花プロジェクト』は、

その歌詞の通り、夏には、全国のあちこちで、「愛の花」を咲かせることでしょう。

 

あいみょん自身が植物を育てることが大好き。

そんな彼女の楽曲には、『マリーゴールド』を始め、『双葉』や『桜が降る夜は』など、植物がタイトルについているものがあります。

 

歌詞に込められた彼女の思いが、全国で花開き、それを育てる子供達や人の心に間違いなく「優しさ」が広がっていく。

そんな魔法のタネを彼女は撒いたのだと思いました。

魔法のタネはやがて花開き、タネを落として、また、次の世代に引き継がれていく。

『愛の花』の歌と共に、日本国中に広がっていくことでしょう。

 

あいみょんの音楽の世界や歌声の魅力などを連載中の青春出版『人生を変えるJ-POP』に書いています。

まだ読まれていない方は、併せて読んで下さると彼女の魅力が一層理解できるのではないかと思います。

読んでくださる方は下記から。

『あいみょん-新しいものと古き良きものとの融合』

https://note.com/seishun_pub/n/n0e5de6ca335f?magazine_key=m4836940fe976