音楽ライターが紐解くJPOPの世界
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年別アーカイブ: 2020年

[re:]/『もう一度』で繋がるアーティスト達の心

全く歌手達の活動が止まる中、ONE OK ROCKのTakaと清水翔太が何か出来ることはないかと考え、同じ世代の同じ思いのアーティスト達8人で発足させたプロジェクト[re:]から出来上がった楽曲。 参加したアーティスト8 …

三浦大知VocalReview「Yours」(1Song Home Live#13)

「これは人生 読めない未来 それでも Repeat 毎日 止まる事なく進んでいく…」   と歌い始めるこの歌は三浦大知がコロナ感染の拡がりで自身のライブを次々中止せざるをなくなり、ライブ当日に自宅から1曲生配信 …

氷川きよしVocalReview「キニシナイ」(Papillonより)

アルバムの3曲目は、その音楽もさることながら、MVで今までの氷川きよしのイメージを完全に壊したと言えよう。 正直なところ、ここまで彼が歌えるとは思わなかった。 「キニシナイ」はEDM。即ち、エレクトロニック・ダンス・ミュ …

氷川きよしVocalReview「不思議の国」(アルバムPapillonより)

ポップスアルバムの2曲目。 冒頭からシャウト気味の歌声が聞こえる。 MVでもわかるように「不思議の国のきよし」 彼の中音域のストレートボイスのエネルギッシュな歌声が続く。   この曲ではしっかりとしたタンギング …

氷川きよしVocalReview「Papillon」(アルバムPapillonより)

氷川きよしのポップスアルバムが発売された。 「Papillon」はアルバムのタイトルにもある冒頭の曲だ。 ポップス曲を歌う氷川きよしの歌声は、演歌の時のそれとは違って綺麗な中音域の甘い響きから始まる。 張りのある美声はポ …

玉置浩二VocalReview「JUNK LAND」(玉置浩二ショー)

今回のショーで一番玉置の音楽性が表れていると思ったのが、この曲だ。 アップテンポの中でエネルギッシュに言葉を繋いでいく。 玉置の歌がどんなアップテンポの曲でも言葉が流れていかないのは、彼の独特のタンギングによる。 エネル …

玉置浩二VocalReview「上を向いて歩こう」(玉置浩二ショー)

坂本九の「上を向いて歩こう」 彼は、坂本九や水前寺清子は「俺の安心なんだ」と言った。 そこにいるだけでいい、理屈じゃない。 そんな存在の坂本九の「上を向いて歩こう」を彼はカバーした。   玉置の「上を向いて歩こ …

玉置浩二✖️徳永英明「いかないで」

2人のコラボの「いかないで」 玉置浩二が「この曲を聴いたら耳から離れなくなった。それで自分でハモったCDを作って送ったんだよね」と嬉しそうに話しただけあって、この曲のコラボは2人の息がピッタリあって、何も言葉が出ないほど …

玉置浩二✖️徳永英明「Friend」(玉置浩二ショー)

徳永英明とのコラボ曲「Friend」は優しい気持ちに溢れた曲だった。 長年の2人の関係性、相手に対する感情、2人の持つピュアな音楽性。 そんなものが一瞬でわかる。 そんな歌だった。   コラボ曲を歌えば2人の関 …

氷川きよしVocalReview「ボヘミアン・ラプソディ」(Mステ)

Mステで氷川きよしを観る日が来ようとは誰が想像しただろう。 去年の今頃、私はまだ彼の変化を知らなかった。 しかし彼はどんどん進化する。 「限界サバイバー」は演歌歌手のほんのご愛嬌だと感じた人達の観念を見事に裏切ってアーテ …

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【プロフィール】
久道りょう

音楽評論家
ミュージック・ペンクラブ・ジャパン(MPCJ)所属
ボイスブランディングクリエイター
詳しくはこちら⇒プロフィール

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