音楽ライターが紐解くJPOPの世界

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藤井風『帰ろう』バラードに広がる世界観

冒頭のピアノからのメロディーが始まった時、 「うーん、いい」 そう、素直に思った。   なんとも言えないロマンティックなメロディーで始まるスローバラードである。 横へ横へ滑らかに展開されていくメロディーは、その …

J-JUN『J-PARTY』LIVEを聴いて

毎年、お誕生日イベントとして行われるJJパーティーだが、今年はイベントというよりは、Liveという要素が大きいものだった。 ステージにはバンドとジェジュンだけ。 時勢柄もあるのだろうが、MCもなく、彼一人の歌とコメントで …

手越祐也『NEW FRONTIER』アルバムレビューVol.2

手越祐也の1stアルバム『NEW FRONTIER』の後半曲のレビューです。   7.ONE LIFE スローバラード曲。 ピアノの伴奏で始まる印象的な冒頭部分から、透明感のある歌声で歌が始まる。 語りの軽い響 …

氷川きよし『歌は我が命』にみる歌手としてのスケール

昨年の紅白では何人かの歌手が印象の残ったが、その中でもやはり氷川きよしの存在感は別格だったように思う。 彼が演歌というジャンルを超えてポップスやロックの分野に進出して丸2年。 長髪にファッショナブルな姿で「自分」というも …

藤井風 才能の宝庫

非常にお恥ずかしい話だが、昨年の今頃、ミュージック・ペンクラブの音楽賞新人賞の選考会で彼の名前があがってくるまで、実は私は彼の存在を知らなかった。   私が所属するミュージック・ペンクラブ・ジャパンというのは、 …

MISIA✖️藤井風『Higher Love』にみる圧巻のセッション力

昨年の紅白歌合戦の一番の記憶と言えば、やはり大トリのMISIAと藤井風のコラボに尽きるのではないかと思う。 ここで彼らは、歌手としての実力の高さを存分にアピールしたと言っても過言ではない。   『Higher …

氷川きよし『群青の弦』にみる演歌の王道

氷川きよしの新曲『群青の弦』の視聴動画を拝聴した。 今回は、演歌の王道とも言える楽曲だ。 氷川きよし、言えば、「演歌の貴公子」 そんな冠言葉が長くついているほど、氷川きよしと言えば演歌、演歌と言えば若手の筆頭にいつも彼の …

手越祐也『NEW FRONTIER』アルバムレビューVol.1

手越祐也のア1stアルバム『NEW FRONTIER』の前半6曲のレビューを順番に掲載します。 過去にレビューした楽曲も、歌声や楽曲の分析を重点的に解説し直しています。   『NEW FRONTIER』 1.『 …

SixTONES『Everlasting』にみるハーモニーの必然性

元旦に公開された『Imitation Rain』の公開に引き続いてのTHE FIRST TAKE での歌唱だ。 この楽曲は彼らのアルバムからの1曲とのことで、ライヴにでも行かない限り、一般の人間は彼らの歌を聴くことは出来 …

SixTONES 『Imitation Rain』 に示したボーカルグループとしての存在感

SixTONESの『Imitation Rain』のTHE FIRST TAKEでの歌を聴いた。 こんなことを書くと、ジャニーズファンから総スカンを喰らいそうだが、正直なところ、ジャニーズのグループの歌唱力については今ま …

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【プロフィール】
久道りょう

音楽評論家
ミュージック・ペンクラブ・ジャパン(MPCJ)所属
ボイスブランディングクリエイター
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