音楽ライターが紐解くJPOPの世界
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Vocal Review

氷川きよしVocalReview Vol.1「碧し」

この曲は、GReeeeNとのコラボ曲。 NHKラジオ深夜便の中で「深夜便のうた」制作スタッフによる「氷川きよしで音楽ジャンルの枠を超え、幅広いリスナーが共感できるような楽曲を制作したい」との提案から始まり、日本のポップス …

三浦大知コンサートレビュー「飛行船」「all converge on”the one” 」漂う東洋観

この曲と「飛行船」を聴くと、いつも東洋のオリエンタル観を感じるのは私だけだろうか。 両曲とも彼が尊敬して止まないNao’ymtの曲だ。 三浦大知が日本語に拘る理由を私は彼の一つの発言からしかわからない。 「日 …

三浦大知コンサートレビュー「Be Myself」強烈なメッセージ

この曲がライブの中で最も印象に残った。 それは彼の強いメッセージを感じたからだ。 もともとこの曲は力強い。 タイトル通り、「自分になれ!」だ。 しかし、ライブで聴いた彼の歌には、特に「自分になる」という強い意志を感じさせ …

三浦大知コンサートレビュー「Forever&Always」乾いた都会感

この曲を聴くと、三浦大知という歌手が世界的だと感じる。 この曲のセンスそのものが今の日本の音楽界に収まりきらないものを感じるからだ。 いつもこの曲を聴くと感じるのは、都会感。 圧倒的な都会的感覚。 洗練された音楽のセンス …

三浦大知コンサートレビュー「COLORLESS」

ネタバレは三浦大知のファン社会ではご法度のようなので、具体的に一曲ずつのレビューを書くことはやめておこうと思う。それでも若干のネタバレはあるかもしれないので、知りたくない人は読み進めないで下さい。 「COLORLESS」 …

ジェジュンVocalReview「Forget-me-not 」(Love Coversより)

尾崎豊が亡くなって27年。未だに多くの人の胸の中に彼の歌声が残る。 尾崎豊と言えば、「歌う」というより、「思いを吐き出す」ような歌声が印象的だ。 数多くいる歌手の中で、最も歌を自分に引き寄せて歌った歌手、歌の中に入り込ん …

三浦大知VocalReview Vol.150「Hang In There」

この曲も冒頭は自然な発声の中音域の音から始まる。 リズミカルな音。前へ前へと進む音楽。 ファルセットとミックスボイスのコンビネーションのフレーズが続く。 重なる歌声の中で綺麗なファルセットと張りのあるミックスボイスのコラ …

三浦大知VocalReview Vol.149「誰もがダンサー」

あー、綺麗な中音域だ。 私はこの冒頭の自然で力の抜けた彼の中音域の歌声が好きだ。 少し突き上げ気味で倍音気味な歌声よりも自然で力をどこにも入れず、スーっと歌い始める歌声が彼の歌声の中で一番好きだ。 そして彼の歌を聴くとい …

ジェジュンコンサートレビュー「ドリームフェスティバル」

台風の影響で開催が危ぶまれた13日の朝日ドリームフェスティバル。 久しぶりに聴いたジェジュンの歌声は非常に充実したものだった。 セトリに関してはもうあちこちに出ているが、非常によく考えられたセトリだった。 オリジナルのダ …

ジェジュンVocalReview「チキンライス」

非常に軽い明るい響きの歌声が続く。 この曲を聴く限り、ポジションが眉間から鼻腔にかけて綺麗に当たっている。 伸びのある軽い歌声だ。そのままの響きが中音域から低音域まで続いて行く。 空気の流れにうまく歌声が乗せられている。 …

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【プロフィール】
久道りょう

音楽評論家
ミュージック・ペンクラブ・ジャパン(MPCJ)所属
ボイスブランディングクリエイター
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