音楽ライターが紐解くJPOPの世界
ブログ

氷川きよし

氷川きよしVocalReview「白雲の城」(2019.年末スペシャルコンサート)

「白雲の城」は、2003年2月リリースの6枚目のシングルだ。 その年のレコード大賞最優秀歌唱賞と有線大賞を獲得している。 この曲は彼のファンが最も好きな曲の1つだと聞いた。確かに以前、ブログで氷川きよしの曲の中で好きな曲 …

氷川きよし「情熱の嵐」(西城秀樹)

あまりにも有名な西城秀樹の「情熱の嵐」 高音域での声量を求められるこの曲を彼がどのように歌うかは容易に想像が出来た。 その期待を彼は見事に裏切らなかった。   この曲は彼自身が最も楽しんだ曲かもしれない。 彼の …

氷川きよし「I Love You 」

「LA LA LA LOVE SONG」で彼は自身の卓越した声量とリズム感を披露した。 それは彼の身体の中にある音楽がポップスなのだということを十分認識させるものだったと感じる。 だから彼の演歌は、ド演歌であってもどこか …

氷川きよし「LA LA LA LOVE SONG」

2015年なのだから、今から5年前の彼の歌声。 これを聴いて一番思ったのは、確実に今の方が上手い。 そして声は全く衰えていない。 彼のコンサートに行って一番感じたのは、何曲も歌い続けること。 全くMCも挟まず、延々と歌い …

氷川きよし「少年時代」(2015~ KIYOSHI ‘S SUMMER~)

氷川きよしが2015年に開催したポップスコンサート。 このようなポップス中心のコンサートを彼が開いているのを初めて知った。 そこはすっかりライブ会場。 観客もノリノリでバンドを従えてのステージであり、アリーナ会場といい、 …

氷川きよし「限界突破✖️サバイバー」(「春は必ず来る」より)

彼のこの歌を聴くのは、何度目だろう。もう何度も聴いた。 しかし、今回の歌は、何度も聴いた中で一番良かったと感じるものだった。 それは彼に気負いがなかったからだ。   氷川きよしを観るようになって気づいたのは、彼 …

氷川きよし「Rusty Nail」(うたコンより)卓越した歌唱力

氷川きよしは上手い。それは当たり前の評価だと思う。 誰もが彼の歌唱力を評価する。 彼が上手いのは当然だ。だから今さら書くまでもない。 それでも上手い、上手いと思った。   XJAPANの「Rusty Nail」 …

ファンが歌手寿命を決める?(長く歌い続けるには…)

私がよく読むブログに興味深い記事が載っていた。 富士山マリーの日記 https://ameblo.jp/maryfujiyama/entry-12570230469.html モヤるのは自然現象だった!ハピ・モヤ・アンチ …

氷川きよしVocalReview「母」(NHK「ごごウタ」より)

この歌を聴くのは、3度目だったと思う。 聴くたびに歌い込まれていくのがよくわかる。それは以前のレビューにも書いたようにこの楽曲を彼が強弱の変化によって構成していることから、歌い込まれるたびに、言葉の処理が非常にスムーズに …

氷川きよしVocalReview「母」(NHKうたコンより)

強弱の切り替えのインパクトで成立している曲だ。 強弱のフレーズが交互に現れる。そういう楽曲の作りなのか、それとも彼が楽曲を歌うのにそのように表現することにしたのか、それはわからない。 ただこの曲を聴くと、氷川きよしという …

« 1 9 10 11 12 »



【プロフィール】
久道りょう

音楽評論家
ミュージック・ペンクラブ・ジャパン(MPCJ)所属
ボイスブランディングクリエイター
詳しくはこちら⇒プロフィール

カテゴリー

  • twitter
PAGETOP
Copyright © 歌声の花束 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.