音楽ライターが紐解くJPOPの世界

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氷川きよしVocalReview「男の絶唱」

2017年3月発売の30枚目のシングルだ。 この曲は、堂々のど演歌。 非常に男らしさを強調した楽曲である。 これまでも彼の楽曲にはいくつまこのように非常に男性らしさを前面に出した楽曲があったが、それを歌う時、彼は必要以上 …

ジェジュンVocalReview「Rotten Love」(Flawless Love)

この曲も2013年発売のソロアルバム「WWW」から。 この曲は韓国語で歌われている。 韓国語で歌う方が彼の場合、声の状態がいい。 なぜなら韓国語の言語ポジションはフロントボイスのノーズポジションにあるからだ。 これは韓国 …

三浦大知「The Answer」1Song Home Liveより

三浦大知がライブ予定日だった日の夜に自宅から1曲配信する8回目は、「The Answer」だった。 この曲は私も彼の歌声を検証するときに何度も繰り返し聞いた記憶がある重要な曲だ。 即ち、彼がこの曲から歌声を変えたからであ …

VocalReviewまふまふの歌を聴きました。

リクエストを頂いて、歌手のまふまふの歌を数曲、聴いてみた。 私が聴いたのは2019年アルバム「神楽色アーティファクト」2020年シングル「それを愛と呼ぶだけ」   男性でありながら趙ハイトーンボイスの持ち主だ。 …

氷川きよしVocalReview「男花」

これも2015年9月発売。「愛しのテキーロ」の両A面曲。 これを聴くとポリープを取ったことによって彼の演歌の歌声まで変わっていることに気づく。 演歌でありながら、明るい伸びやかな音色で、こぶしはあっても低音部のうねりがな …

ジェジュンVocalReview「Run Away」(Flawless Love)

この曲がこの日の数ある歌唱の中で一番出来がいいと感じた。 元来、この曲はアルバム「WWW」の中でも異質の存在だ。 それはこの曲だけが発声を変えて彼が歌っているからである。この曲以外の歌声はビブラートの存在するフロントボイ …

氷川きよしVocalReview「愛しのテキーロ」蘇った歌声

2015年9月発売の28枚目のシングル。 ポリープの手術をした後、彼の歌声がどんなふうに変わったのか、ずっと興味があったが、こんなに違うとは思わなかった。 これが彼の元々の歌声であるなら、確かに過去数年録音された楽曲の歌 …

ジェジュンVocalReview「IMPOSSIBLE」(Flawless Love)

冒頭から高音域の音が並ぶメロディー展開で、ハイトーンボイスが要求される楽曲。 確かにこの日の喉の調子はいいとは言えない。しかし、そこばかりを注視してもレビューにならない。 この曲には、ジェジュンという歌手の表現力がそのま …

氷川きよしVocalReview「ちょいと気まぐれ渡り鳥」

2014年9月発売の26枚目のシングル。 渡り鳥編ともいうべきものなのだろうか。前作のポップス歌謡曲とは一変。正統派演歌だ。 明るめの色調の歌声で全編が覆われていて、スコンと抜ける彼の冒頭の歌声から始まり、しっかりこぶし …

ジェジュンVocalReview「One」(Flawless Love)

アルバム「Flawless Love」に収録された曲。 幻想的で霧の中から声が浮かび上がってくるイメージの楽曲だ。 この曲に関して、彼は出来るだけ、声のポジションを鼻腔に入れることを心掛けているように聴こえる。 ただ冒頭 …

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【プロフィール】
久道りょう

音楽評論家
ミュージック・ペンクラブ・ジャパン(MPCJ)所属
ボイスブランディングクリエイター
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