2004年6月22日リリース

この曲には韓国Ver.と日本Ver.があるがここでは韓国バージョンを取り上げる。

この頃のジェジュンの歌声は非常にハスキーだ。歌い出しの声は、日本バージョンの柔らかな発声とは全く異なり、同じ歌とは思えないほどの違いを見せる。

彼の声は「My Littre Princess」の時よりどの音域も安定している。それはこの曲のメローディーラインが彼の安定音域に被っていることと高音域が少し伸びたことによる。
しかし全体的にハスキーボイスだ。

彼は最初の頃、「声の出し方がよくわからなかった」と話している。また、日本デビュー後、Beginを歌って「声の出し方がわかった」と言っていることから、この頃はまだ発声の仕方がよくわからないまま歌っている。非常に細い歌声だ。
高音域では明らかに裏声を使っていて、喉だけで歌っている状態だ。

 

この頃のジェジュンのハスキーボイスは、韓国では男性に好意的にえ受け入れられる声質とも言われている。現在の歌声とは全く違う歌声、韓国の歌手の特徴的な歌声でもある。即ち、ハスキーでパワフルな歌声。力で押していく歌声はKPOPの歌手の主流的な歌声であり、韓国人が好きな歌声である。

もし、ジェジュンが日本活動をせず、歌声が変わらなかったら、韓国人好みの歌声を持つ歌手になっていたかもしれない。また日本活動をしていても歌声を変える指導がされていなければ、これほど日本で好まれたかどうかは甚だ疑問である。

彼の日本語の歌の発声ポジションと韓国語の発声ポジションの違いは、東方神起時代の最初の一年は顕著である。

このような発声をしていた彼が、現在の歌声になっていく過程を振り返る作業の中で、この初期の歌声は貴重な資料となる。

 

一人の歌手が長く歌い続けていく過程の中で、必ずと言っていいほど、ターニングポイントになる時期がある。

特に身体の器官を使って演奏する「歌」は、声帯の成熟、加齢などと共に、発声の仕方を帰ることによっても大きく変化していく。

ジェジュンの場合、韓国語と日本語という2つの言語によって歌い分けるという作業は、この後、日本活動が開始されることによって、彼の歌声に大きな影響を与えていくことになるのである。

 

現在の彼の歌声は、東方神起時代、さらに韓国でのソロ活動時代を経て、日本活動再開後は、さらに変化が見られる。

現在の歌声と聴き比べてみると面白いかもしれない。