2007年11月発売の東方神起14枚目のシングル。
この曲で彼はメインボーカルを歌っている。
この曲の1番の彼の歌い出しである「何度も何度も」のフレーズは高音からいきなり始まるにも関わらず、非常に伸びやかな歌声を披露している。
この頃の彼の歌声の特徴である高音の伸びが存分に聴ける一曲でもある。
グループのメインボーカルからソロになっていく人は多いがその難しさは、グループの時には自分の得意な音域での歌だけを担当することが多いが、ソロになればそうは行かない。ありとあらゆる音域を一人で歌わなければならない。
そういう意味で持って生まれた音域が広い人はそれだけで有利になり、また表現の幅も広がる。
ジェジュンが完全に発声法を変えてからこの曲で7枚目。レコーディングされたシングルの楽曲の数としてはちょうど10曲目になる。
この10曲で、彼の高音域は飛躍的に伸びた。
発声法を変えることで、伸びやかな高音域を手に入れたのである。
また日本語が非常に明瞭で、ある意味、今よりも明瞭な発音をしているのは、タンギングが理由による。
この曲においても、彼はアタックの効いたエッジを深く切ったタンギングで、言葉を明解にしている。これは韓国語のタンギングをそのまま日本語に当てはめた形と言える。
それゆえ、フレーズでの流暢さというよりは、明確さに重きを置いた発音になっている。
この頃の歌声の特徴は、透明感、伸びやかな高音域、そして、少しハスキー気味の音色。
これが彼の東方神起時代の歌声であり、この音色がグループのサウンドの主流になるのである。
彼が21歳の歌声だ。
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