2004年12月発売。

ジェジュンが韓国でデビューした年のXmasソング。
第1集アルバムから2ヶ月後に発売されたChristmas song集に収録されたオリジナル曲。
ジェジュンの初期の歌唱の特徴がはっきり表れている。

歌手はどんな歌手でもその人それぞれの一番歌いやすい…つまり発声しやすいポジション「発声の場所」を持っている。

「発声場所」というのは、歌を歌ったときにその人の声が最大限綺麗に響く場所の事をいう。
これは、人それぞれ全部異なる。誰一人として同じ場所はない。なぜなら一人一人みな声が違い、顔の骨格も違うからだ。

正しい発声をしている人は顔の口から上部鼻骨や頬骨部分、さらにおでこから頭にかけての骨格の空洞に声をあてて共鳴させて歌う。その発声が出来なければ、よほど声帯が丈夫な人以外は長時間歌っていれば声を潰す可能性が高くなる。また潰しても尚且つ歌い続ければ、無理な発声によって声帯にポリーブや結節(声帯の端に出来る太い節のようなもので声帯が綺麗に合わさらなくなる障害)が出来て、酷い場合は手術によって取り除くことになる。

症状としては、かすれた声になる、または高い声が出づらくなる。
そのような状況を避けるために歌手は、自分の声帯に一番負担がかからず綺麗な声で響き歌うことのできる場所を探す。

ほとんどの練習時間をこれに費やすと言っても過言ではない。
そのため、歌う技術が未熟で発声ポジションが一定しない時は、歌によってポジションがあっちへ行ったりこっちへ行ったりする。

即ち、歌によって綺麗な発声になったりそうでなかったり、ということが、一人の歌手の中に起こる。それは、メロディーの難易度だったり、歌詞によったり言語の種類にも影響されたりする。

この時代の彼の歌は、とても上手とは言えない。それは発声ポジションが曲によって変わるからだ。
アカペラVer.では実に伸びやかに歌っている。また全体に音程が下がり気味なところを敏感に察知し、彼だけがソロの時に音を意識して高めに取っている。意識して自分の所で音を高めに取ることによって、下がり気味のハーモニーに歯止めをかけている。こういう部分に彼の非凡さが見え隠れする。
彼によって東方神起のヴォーカルアンサンブルは成り立っているということがはっきりわかる部分でもある。なぜなら彼がメンバーの中で一番音程が正確だからだ。

発声テクニックはまだ未熟でも後に歌が上手になる可能性の片鱗は垣間見えている曲。