音楽ライターが紐解くJPOPの世界
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氷川きよし

氷川きよしVacalReview「満天の瞳」

「満天の瞳(ほし)」は、氷川きよしの24枚目のシングル。2013年8月に発売されている。 この曲は、ポップス歌謡曲。 この曲の歌声を聴くと、中・低音域が綺麗に鼻腔に当たり、非常に甘い音色の歌声になっている。 また声の伸び …

氷川きよしVocalReview「櫻」

2012年2月8日発売の21枚目のシングル。 彼の恩師の亡くなった奥様の口癖だった「私が死んだら櫻になるわ」の言葉から、なかにし礼が作詞したもの。 私は彼の曲の中で、この曲が最も好きな曲だ。 非常に情感溢れた曲調で、一言 …

氷川きよしVocalReview「情熱のマリアッチ」

2011年9月に発売された20枚目のシングル。 昭和の歌謡曲の様相を呈するこの曲は、和音進行といい、なぜかデジャブ感満載だ。 この曲に彼だけでなく、演歌ジャンルのファンの年齢層を窺い知ることが出来る。 演歌歌手の持つ既存 …

氷川きよしVocalReview「虹色のバイヨン」

2010年8月発売の18枚目のシングル。ポップス系の楽曲。 前曲までの歌では、彼の低音部に力を押した歌い方が非常に気になったが、この曲ではそれを感じない。 音域的にも高めのこの曲は彼の最も出しやすい音域で、さらにこぶしも …

氷川きよしVocalReview「ときめきのルンバ」

すみません。ご指摘を頂き、資料を調べ直したところ、ポリープの手術は2014年でした。 その部分を訂正し、若干文章を変えました。 ご指摘、ありがとうございました。     2009年8月発売の16枚目の …

氷川きよしVocalReview「きよしのソーラン節」

2007年5月に発売された12枚目のシングル。 氷川きよしの演歌にはまだ全曲を聴いたわけではないが、3種類に分類できるように感じる。 「白雲の城」や「一剣」に代表される演歌の王道をいくもの。「大丈夫」などに見られるポップ …

氷川きよしVocalReview「一剣」

2006年3月リリースの10枚目のシングル。 この曲の歌声を聴いた時、先ず感じたのが非常に力を入れて歌っているということだった。 この曲は今までの曲と異なり、男性的で力強い楽曲になっている。それを表現するのに彼が全体の歌 …

氷川きよしVocalReview「面影の都」

この曲は2005年7月リリース。 彼特有のポップス演歌だ。 高音の伸びは抜群に良く、艶やかな音色は健在だ。また中・低音部もこの頃の特徴であるこぶしが全体に存在し、よく回っている。 短い楽曲なので、鳴りのいい張りのある彼特 …

氷川きよしVocal Review「番場の忠太郎」

2004年7月、7枚目のシングルだ。 「馬場の忠太郎」は、まさに演歌中の演歌。このような渡世人ものというか、旅人ものというか、そういう類のものは、まさに演歌の世界だ。 この曲を聴くと、彼の歌声が、非常に力が入っているのが …

氷川きよしVocalReview「白雲の城」

この曲は2003年2月に発売された5枚目のシングル。第45回レコード大賞を受賞している。   先日、2019スペシャルコンサートのDVDでもこの曲のレビューを書いたが、その時の歌声と発売当時の歌声を聴き比べると …

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【プロフィール】
久道りょう

音楽評論家
ミュージック・ペンクラブ・ジャパン(MPCJ)所属
ボイスブランディングクリエイター
詳しくはこちら⇒プロフィール

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